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るっきゅん!
るっきゅん!(640*480)
  • 2008/2/18
  • FMV-BIBLO LOOX U50XN
  • openCanvasとかその他
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・電子機器全てが「配管だらけのクリーチャー」「マッチョな男性」にしか見えないワタシにとって「ガジェットデバイスの萌え系擬人化」とゆーのは最も苦手な事のひとつであるのですが、とりあえずアレのカラーバリエーションの擬人化にチャレンジしてみますた。我ながら無茶しやがって(AA略)。
つかダイヤモンドブラックキャラを描いてるときは楽しかった。他のキャラはあんまり楽しくなかったので適当。
っていうかアレのラズベリーカラーって本当に売れてるんでしょうか。ノートPCであの手の色ってどんな機種でも一番人気が無い気がしますけど、どーなんでしょう。

とかそんなことはどうでもよくて、以前の「HTC X7501買いました」ネタから大して時間も経っていないと言うのに早くも次の物に手を出してしまうという有様が何というか自分の無計画さをよく表していると言いますかまぁなんですか…、




…それがどうかしましたか。
(←開き直り)




と言うワケで今回買いましたのは、かなり前に富士通から出ましたLOOX U50XN、いわゆるUMPC(ウルトラモバイルPC)です。

つかUMPCと言うのは、遙か昔に「Origami」と呼ばれていた時期(謎のベールに包まれどんな製品展開がなされるかはっきりしていなかった時期)は人気絶頂だったのに、「Origami」と言うのは単なるコードネームで正式名がUMPCと言う面白みのない名称に変わってしまい、さらに最初のUMPCとなる「スマートキャディ」のスペックが明らかになると失望の色を明らかにする人が続々現れ、なおかつそのスマートキャディが発売される直前に突如これ以上ないタイミングで非UMPCコンパクト機VAIO TypeUXが発表されてしまい、その圧倒的なスペックにスマートキャディの人気はだだ落ち、案の定スマートキャディは発表前の大人気から急転直下の大爆死、このままUMPCは消滅していくかと誰もが思ったものですが、なんか気がついたらいつの間にか地味に製品が増えてきたというかUMPC復活の兆しが見えてきたというか、まぁとにかく良かったです。




…今度はそれによって携帯電話だけでなくこのUMPCとも戦わなくてはいけなくなってしまったPDA市場壊滅的な被害を受けてしまいましたが…_| ̄|○




ただ、UMPCは「持ち歩き」を前提として作られているため形状があまりに前衛的な物が多く、

キーボードが無い「スマートキャディ」やら、

キーの形状がPDAのプチプチキーボード並みな「Everun」やら、

そのプチプチキーボードが液晶モニタを挟んで両脇に分かれた「Wibrain B1」やら、

また大きさや形状、スペックは申し分ないのに肝心のタッチパネルが無い「FlipStart」やら、

全てにおいて全く申し分ない完璧なのに価格があまりにも高過ぎ(30万円突破)な「OQO」やら、

いまいち「これだ!」と言うUMPCはなかなか出てこないのでありました。







そこへひょっこり姿を現したのがワタクシが今回買いました、生まれ(開発)は日本、育ち(量産)も島根工場によるおばちゃんの手作りと言う今時珍しい純国産のUMPC、富士通LOOX Uなのでございます。

あまり知られてはいないことですが、マイクロソフト(と言うかビルゲイツが)やたらとタブレットPCタブレットPCと表だって連呼するよりも遙か昔から、富士通さんはタッチペンモニターに「こだわり」を持っていて実は以前からかなりの数のタッチペン式ノートPCを出荷し続けていたのです。

ワタシも以前にBIBLO MC/30と言うタッチパネル搭載サブノートを持ってて、「うはwwwwwwテラ面白すwwwwww」などと指で画面を触りまくる操作に慣れてしまい、普通のデスクトップを操作する時でもついブラウン管の画面を指で押してしまったそんな時期がありました。

ていうか富士通さんは最近でもいち早くペナブルデュアルパッドなどと言うキワモノデバイスを取り入れたりして精力的に直接接触操作デバイスにやる気を見せまくった事もありましたね。




と言うワケでユーザーインターフェースにはやたらと「こだわり」を見せる富士通さん。

キワモノデザインが横行するUMPC市場においてすら、LOOX Uはどう見ても普通のコンパクトノートPCです。

しかもかの旧灰色Librettoよりも横幅が小さく、なおかつこの小ささでタブレットモードと普通のノート型を行き来できるコンバーチブルタイプ。そしてかなり打ちやすいキーボード。

ホント素敵すぎます。さすがペナブルデュアルパッドを何の躊躇もなく製品化させた富士通さんだけの事はあります。




…と言ってもワタシはこのLOOX U、正直スルーするつもりだったのでした。

なにしろUMPCはコンパクトなサイズと安価を実現するために、性能を大きく犠牲にしているため、ワタシは極めて高性能なTypeUXを所有しているので改めて似たようなカテゴリに入りなおかつ性能の劣るLOOX Uを買おうとは全く思わなかったのでした。

ていうかこのLOOX U初代機が初登場したのも2007年の6月あたり。今の今まで長い間ホントにシカトぶっこいていたのでした。




ところが、先日偶然現物を目撃しまして。

でもって、やめときゃいいのに、直に触ってみたい衝動に駆られてしまいちょっとポチポチと触ってみたとたん、その富士通さんの「こだわり」がモロにワタシの指先を通して脳髄にズドーンと伝わってしまい…










…そして今、ふと気がついたらワタシはそのLOOX U現物を手にする事になってしまっていた、と。_| ̄|○







…まぁいつものパターンですやね('A`;)







っていうか購入してからとりあえず2chでこのLOOX Uの事を調べてたら、なんかスレの中に頻繁に「るっきゅん」などと言う謎の用語が出てきて、それがあまりにも頻繁に登場するから何のことなのだろうと思って調べてみたら、その言葉が「るっきゅん」=「LOOX Uそのもの」であることを知ったときの衝撃と言ったら。




その語源は、LOOX U50XNの前機種LOOX U50WNの型番から「LOOX-U-WN」ルークスユーダブリューエヌルキュンるっきゅん。

なんと強引なッッ!!((;゚Д゚))








…そういえば国産小型PCにはTypeUと言いLibrettoU100と言いLOOX Uと言いなんで必ず「U」を付けるんでしょうね。
ってことはどうでも良いんですがとりあえず長いものには巻かれろと言うことでこのサイトでもヤツの事をるっきゅんと呼ぶことにします(ウチのはLOOX U50XNなので正確には「るっきゅん」とは呼ばないのですがそんなことは知らねぇなぁ

図らずも、るっきゅんTypeUXと言う全く同カテゴリの機種を両方所有する羽目に陥ってしまったワタクシでありますが、るっきゅんとTypeUX、実際触り比べてみるとかなりの差があることに気付きます。

TypeUXはまだ「UMPC」と言うカテゴリが市場に登場する前(と言うか直前)に登場したハードですが見た目は「ストレートタイプ」で完全に「今時のUMPC」、(普通のPCからすると)ものすごいトリッキーな形状です。

一方るっきゅんは先ほども書きましたがコンパチ型、かなり正統派です。

これらの形状により、TypeUXは両手で本体を支えて「サムタイピング(本体を持ち上げ両手の親指でキーボードを打つスタイル)」する事でのみの使用しか出来ませんが、るっきゅんはサムタイプだけでなく普通のノートPCの様に机の上に置いてタイピングすることが出来ます。

またるっきゅんは、写真を見れば一目瞭然ですが画面の物理サイズがTypeUXよりもかなり大きいです。
(TypeUXは4.5インチ、るっきゅんは5.6インチ)

なので、ピュアタブスタイル(キーを折りたたんで液晶画面だけですべての操作を行う状態)にしてもがんばればタブレットPC機能のスクリーンキーボードを指で直接押して入力することが出来ます。

(と言うか、るっきゅんは「UMPC」なのでUMPCらしい機能は全部入っていますが、TypeUXは広義的には「UMPC」でも無ければ「タブレットPC」でも無い、あくまで「SONYが独自に開発した小型ノート」なので、XP版の初代TypeUXにはスクリーンキーボード機能がそもそも標準搭載されていないんですよね…。)

と言う事で、サムタイプしか入力方法が無いTypeUXと、状況に合わせて様々に変化できるるっきゅん

似たようなハードウェアのくせに、実は実際の使用感は全く別のカテゴリにきっちり分かれるものだったのでした。




と言うことで機能的に違いを見ていきますと、まず、TypeUXとるっきゅんとで最も異なる部分は、るっきゅんにはストラップホールが無い。

「そこかよ!」とか言われるかも知れませんが、モバイル機器にストラップホールが無い、こんな恐ろしいことは世の中にございません。命綱無しでロッククライミング出来ますか?

…まぁそこまで命はかかってないにしても、PDAとかUMPCにはストラップホールは絶対に必要な物だとワタシは思うのですよね。るっきゅん結構重いし。




他に、大きく異なる部分はなんと言ってもキーボード。

TypeUXのキーボードは、世間では「これより非道いキーボードは世の中に存在しない!」と言われ、よくこのサイトでも「TypeUXのキーボードに比べれば〜」などと言うように「キーボードの打ちにくさの最低基準」的扱いをしていますが、一方、るっきゅんのキーボードはいかにも普通のノートPCのキーボードです。

もちろん、これだけコンパクトなサイズのハードウェアなのでキーピッチやキーストロークは普通のフルサイズノートPCと比べたら異様なほど小さく、この手のガジェット系ノートPCに慣れていない人からしたら「とんでもなく使いにくい」キーボードになるとは思います。

ただし、この手のPCに興味を持つ人間つまりデジタルガジェット廃人は、かねてから旧灰色LibrettoやシグマリオンIIIの様な異形のキーボードに慣れ親しんでおり、そういった特殊な価値観を持つ人間からするとこのキーボードはかなり「入力しやすい」部類に入ります。

なにしろるっきゅんのキーボードは、キーピッチ(キーの幅)を稼ぐために普段あまり押されないキーは排除して頻繁に押されるキーだけを配置していて、それによりるっきゅんに並ぶキーの数は普通のノートPCよりもかなり少ないキー数になっています。

よってキー一つ一つのキーが(この手のデバイスにしては)大きめで押しやすく、かなり快適です。

Librettoシリーズの最新機種Libretto U100とキー配列の比較をしてみましたが、写真からるっきゅんのキーの少なさやサイズの大きさが分かりますでしょうか。

写真で見ると微妙な差に見えますが、少なくともワタシの場合、Libretto U100だと頻繁に隣のキーをミスタイプしてしまう頻度がかなりあってとても長文を書く気にはならないのですが、るっきゅんの場合は(いつものごとくこの文章もるっきゅん実機で入力しているのですが)キーピッチがぎりぎり隣のキーをタイプしてしまわないサイズなので、結構快適にバリバリとテキスト打ちする事が出来ています。
(この辺は個人差があるとは思いますが。)

また、このキーは机の上ですべての指を使ってタイピングするのにも、本体を両手で抱えてサムタイプするにも、どちらでも対応できる絶妙なサイズになっているのも特筆すべき事です。 ここまで通常タイピングとサムタイピングの使い勝手を両立出来ているキーボードはなかなかありません。

なにしろ、通常タイピングに特化したキーボードは全体的な横幅がかなり長くなりサムタイプでは親指の長さが足りなくて中央のキーを押すことは出来ず、また逆にサムタイプに特化したキーボードだとキーピッチやキー間隔が狭くなりすぎてたくさんの指を使ってのキー入力がかなり困難になります。
これが両立できているというのは実は物凄いことで、コレのおかげでるっきゅんのキーボードは立って良し座って良しと言うかなりの汎用性を持つことが出来ています。




…と言っても、残念ながらリナザウSL-C860番台までのキーボードの押しやすさからしたらまだまだ遠く及ばない様には思います。
まぁリナザウのキーはあまりに神業レベルなのでしょうがないのですが。ただ、もうそろそろアレを超える使い勝手の良いキーボードは出ないものかなぁと思ったりはします。




また、るっきゅんのキーボードにはTypeUXのキーボードの様なバックライトの代わりにキーの真上にLEDライトが装備されていて、暗いところではそれをONにしてキーを照らし入力支援を行うと言う、かなり気の利いた事をしてくれています。

…が。

残念ながらこのライト、全然見当違いのところを照らしていて肝心のキーボードにはほとんど光が当たらない、写真の通りキーボードの真ん中から下の方は全く照らされずあんまり意味が無い残念賞な出来映えなのが残念です。
後継機種がもし出るなら、出来たらライトは液晶モニタ上部にくっつけていただけると良いんじゃないかなぁと思います。

 




あと、るっきゅんのキーボードには、「キー一つ一つの入力しやすさ」を重視するあまりに、「とても大きな欠点」が存在します。

まぁ先ほどのキーボードの写真を見ていただけたらかなりのキーが削減されているのが見て取れると思いますが、お察しの通りこのキーボードはキーピッチを稼ぐために相当むちゃくちゃな事をやってまして、とにかくキーの配置がゴーイングマイウェイ過ぎるのです。

もうホント、キーの配置数を減らすためにしょうがないとはいえかなりの数の重要なキーがFnキー同時押し仕様になっています。

ファンクションキー(F1〜F12)がFn同時押しというのはまぁ納得出来るのですが、

何を思ったかカーソルキーまでもがFn併用で、他にもTabキーはFnキーとスペースキーの同時押し、また「ー(ハイフン)」も先日買ったX7501のごとくFnキー同時押しです

そのくせに滅多に押さない「@」キーは独立キーです_| ̄|○








. : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . .... ..: : :: :: ::: ::::@キーの所に: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : :ハイフンを持ってくると言う知恵は::::::::
        /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . :::: ::富士通には無いのかな…:::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.: :
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄




なので、普通のノートPCではあまり用のないFnキーですが、なにしろ文章入力中カーソルキーやハイフンは使用頻度が極めて高いボタンですから、るっきゅんのキーボードでは頻繁にFnキーを押す事になります。

これが、サムタイプにおいて最大の障害となって大きく使い勝手を落としています。

なにしろ文字変換中には左手でShiftとFnキーを同時押ししながら右手でカーソルキー操作をしなければならないのですから、もう頻繁に指がつりそうになる事が非常に多いです。

とにかく何をやるにも複数のキーの同時押しを強いられることが多いので、コレは結構キツいです。




また、キーそのものの数がかなり少ないためFnキー同時押し仕様でもキーの全てをサポートしておらず「テンキ側ーの数字キー」や「Home」、「End」、「PageUp」、「PageDown」キーなどはFnキー同時押しにもアサインされていないので(普通には)入力できません。これはかなり痛いです。

一応Home、End、PageUp、PageDownキーなどは本体のタブレットキーをカスタマイズすることで入力が可能になるのですが、タブレットキーはかなり押しにくいボタンなので常用にはかなりのストレスが伴います。

また「テンキーの数字キー」を入力する方法はハードウェアキーボード上では全く存在しません。従って当然NumLockキーも存在しません。

数字キーそのものはキーボード上部に配置されていて数字入力するのではテンキーは無くても問題は無いのですが、キーボードショートカットでは文字キー側の数字キーとテンキー側の数字キーを全く別扱いにしているアプリケーションが(特にCG系アプリに)多く、そのようなアプリケ-ションを使う場合はこのキー仕様は非常に困りものです。




また、スペースキーの横に全角半角キーが配置されているというのもとても謎な仕様です。

スペースキーは全てのキーの中で最も押下頻度が高く、大きめとはいえこのキーのサイズ的に最もタイプミスの多いキーでもあります。

そんなキーの真横に全角半角キーなんか配置された日には、バーッと文字入力して変換しようとスペースキーを押した時間違ってそのすぐ隣の全角半角キーに指がかすって入力が全てキャンセルされてしまう頻度が相当高くなります。

っていうか実際、この文章のここまでを書いていて入力内容を全角半角ミスタイプでキャンセルしてしまったのが8回ほどありました。
何というかムキー!!な感じです。







と言う事で、打ちやすいように見えて実はかなり非道いキーボード。 これの不満点への解決策としては、以下のような対策が考えられます。

・文字入力ではなるべくカーソルキーを押さないように短いセンテンスで文章入力を確定していく。
・ATOKを導入し予測変換を多用しまくってなるべくキーボードから文字入力をしない。
・Windowsの標準機能の一つ、ユーザー補助機能の「固定キー」を使用して、同時にたくさんのキーを押さなくても良いようにする。

この中で是非ともお勧めしたいのはWindowsの「固定キー」。これは小型ノートPCでは猛烈に便利な機能なので、是非とも使ってみてください。




っていうかるっきゅんのキーボードはこれに慣れてしまうと手に変なクセが付いてしまい、他のキーボードを操作するときに、軽症では手が勝手にFnキーを探してしまう、重症になるとハイフンを入力しようと思った瞬間すでに手がFnキーを押してしまっていると言う大変めんどくさい習性を身につけてしまう羽目に陥ります。

何というか「慣れるまでが大変」とかそんな次元ではなく、このキーボードを使い続けたいなら自分の脳みそをるっきゅんに合わせて最適化する覚悟が必要なのではないかなどと思いました。
(たとえば、脳内で「るっきゅん操作モード」と「通常キーボード操作モード」をいつでも好きな時にきっちり切り替えることが出来るように訓練する、とか。)














…まぁ、それでもTypeUXのキーボードを使い続ける事に比べたら、屁でもないんですが…。









と言うことでいつにも増してキーボードに関して長々と書いてしまったのでとっとと別の所にふれることにしますと、次は液晶モニター。

液晶モニターに関しては先ほどもチラッと触れましたが、サイズはTypeUXの4,5インチよりも大きい5,6インチです。

ていうかTypeUの4,5インチからるっきゅんの5,6インチに変わったというのは個人的にかなり大きいポイントだったりします。

TypeUの4,5インチだとあまりにも画面が狭すぎてあまり「お絵かき」しようという気が起こらなかったのです。
(コレに慣れていたせいか)るっきゅんの5,6インチ液晶はやたらと大きく広く感じます。ちょっとこれはかなり良いかも。




また当然ドット間の間隔もるっきゅんの方が広いので、TypeUXでは画面内のアイコン等のタップにはゴルゴ級の精度が求められたけど、るっきゅんでは目ん玉つながりのお巡りさんレベルの精度でも問題ありません。ていうかワタシの場合大抵の物は指の爪で直接タッピングしてしまっています。




ただ、このタップが誤動作防止なのか何なのか、かなり強めにタップしないと認識されない様に思います。

スタイラスで画面をタップする時、「コン!」と音がするぐらい強くタップしないと駄目っぽいです。 ワタシは液晶画面を傷つけないようにタップはかなり弱めの力で行うので、特になかなかダブルタップ(=ダブルクリック)が認識されにくく結構イライラします。

また、タブレットモードにして画面を縦にして使うと、微妙に液晶の視差が出てしまい、縦画面での長時間の使用は目にかなりの負担を強いてしまうのでこれは常用できないなぁと思いました。



また、 直射日光下でも画面表示はほとんど見えません。
バックライトを最大に明るくすれば何とか見えなくもないレベル程度です。
というか最近の製品に使われている液晶は(有機ELを除いて)直射日光に弱い物ばっかりなのが多くて非常に残念です。
TypeUXの前身である旧TypeUの液晶画面は直射日光下でも普通に見えるタイプだったので、やろうと思えば出来るはずなんですが…。






モニターを突っつくのに使うスタイラスは、残念な事に伸縮式で短く細く、使いにくい部類に入るものです。

まぁコレがホントに中途半端に短くて力をかけにくく、使用中に突然短く引っ込んじゃったりする物だから、ただでさえ力強くタップしなければならない操作をより困難な物にします。

るっきゅんのモニタ部分は結構大きいのだから、せめてかつてのBIBLO MC/30のスタイラスみたいにそれなりの大きさのスタイラスは仕込めなかったのかなぁと、コレはちょっと残念に思います。




他には、 ACアダプタの大きさはかなり小さい部類です。これなら本体と一緒に持ち歩いても全く問題ありません。


コンパクトサイズPCと言う事で一番心配していたのはACアダプタのコネクタ形状なんですが、これはごく普通の形状だったので安心。
最近のガジェット機器は汎用性のない独自形式のコネクタ形状ばっかりなので、るっきゅんもそうなんじゃないかとちょっと心配していました。

と言うかコネクタ形状はTypeUXのコネクタ形状と全く同じで、物理的には普通に接続できるし充電も出来るみたいです。
(写真の黒い方がTypeUXのACコネクタ)
ですが
、TypeUXのACアダプタとるっきゅんのACアダプタでは出力する電流がわずかに違うようですので、ちゃんと純正を使った方が良いのでしょうか。
まぁ、緊急避難用に知っておくと便利かも知れないレベルの話と言うことで。

 







と言うことでここまで外見上を見てきましたが、外観的にかなり大きくTypeUXと異なるるっきゅんですが、中身も外見と同じぐらい違いがあります。




実際動作を比べてみて痛いほどよく分かることなんですが、非常に素早い動作をするTypeUXと比べ、るっきゅんは動作が非常にもっさりです。

TypeUXはよくもまぁあのサイズにこれでもかこれでもかと高性能を詰め込みまくったPCですが、それに比べるとるっきゅんは非常に性能が劣っていて、処理能力はあらゆる面で比べものにならないほど低いです。

というかそもそもるっきゅんは「UMPC」で性能なんかハナっから無視して開発された機種であるので「性能を求める事自体が間違っている」と言う事ではあるんですが。

しかもそのただでさえもっさりなハードに、ウチのるっきゅんはあの「VISTA」がインストールされてしまっています。 XPモデルがあったら間違いなくXPにしたんですが、買った時期が遅かったせいでVISTAモデルしか選べませんでした。

なのでるっきゅんは非常にもっさりです。(←大切な事なので2回言いました。)




なにしろ、購入後初めてセットアップした時、ずーっとVISTAの初期設定でガリガリ処理し続けて待たされ待たされ、結局通常使用が出来るようになるまでに40分とか待たされました。
普通のノートPCのXPの工場出荷時初期セッティングはせいぜい10分もかからない程度なので、初期セットアップ中は今かまだか今かまだかとじらされまくっての40分でした。

と言う事でるっきゅん、セットアップが終了したら、

まずワタシが最初にやった事は速攻でパフォーマンスオプション全部をオフ。
でもって管理ツールからサービス設定画面を呼び出し、速攻で「Superfetch(スーパーフェッチ:アプリケーションのキャッシュをメモリに貯めて起動を速くする機能だけど低機能PCでは余計に重くなる)「Windows Defender(セキュリティ監視ツール、これも動作が重いらしい)をオフ。
その他いろいろVISTAのVISTAらしさを全部捨てる作業に小一時間ほど費やします。

それでも、るっきゅんは非常にもっさりです。(←大切な事なので3回言いました。)




特に気になるのは「休止状態」への移行。これがもう目に余るほど時間かかります。

なにしろ、移行に1分とかなり待たされるので、電車内で使用している場合は降りる一駅前から作業を終了して休止モード移行させないといけないのです。

一応「スタンバイモード」への移行はかなり早くてほんの5秒ぐらいで移行出来るのですが、コレは結構バッテリーを喰うので長時間のスタンバイは出来ません。
また、ウチにある他のVAIOや東芝ノートとかだったらスタンバイモード時一定時間経過後自動で休止状態に移行してバッテリー消費を押さえる事が出来るのですが、どうもウチのるっきゅんはその設定を見つける事が出来ず、スタンバイモードで放置したら丸1日経ってもスタンバイモードのままでした。



この辺は、るっきゅんと言うよりVISTAがアホと言うのが正解のようですね。
ワタシはこれが初VISTAなので知らなかったのですが、VISTAはとにかくOSの起動や休止モード処理が遅く、マイクロソフト自体も「Windows Vistaではシャットダウンよりもスリープを使ってほしい。」とか言ってるぐらいらしいです。アホか死ね。




またアプリケーションの動作も、テキスト打ちぐらいだったら普通に何の問題もなく快適に出来るのですが、動画系はかなり厳しいようです。

なにしろ、ニコニコ動画がちょっとコマ落ちします。また、流れる字幕の量が増えるともうカクカクどころではなくもう処理が追いつかずエラい事になります。

よって、るっきゅんは「メディア再生機」として使用するのはキッパリと諦めた方が良さそうです。




ただし、このもっさり具合はVISTAではなくWinXPをインストールしてしまう事でウソみたいに解決してしまう、と言う報告が多数2chに上がっています。

これらに目を通していくと、どうもるっきゅんのもっさりの原因の大半はVISTAにあるようで。

例えば動画が遅いのは単にるっきゅんだけの責任ではなく、VISTAのせいでもあるそうです。
VISTAは著作権管理がどうのこうので、XPでは出来ていた動画の「オーバーレイ表示」と言う非常に処理の軽い処理方法が使えなくなってしまったそうで、VISTA自体がもう動画表示が重くなってしまったそうなのです。

つまりVISTAを入れられたるっきゅんは、ハードの重さ以上にOSの重さに苦しめられていると言うことなワケです。




ただし、だからといって気楽にるっきゅんにXPを入れられるかというとそうでもなく、結構いくつかの問題点もあるようで。

まず大きな問題点としては、るっきゅんのタッチペンドライバはWinXP通常版に対応しておらず、XPをインストールしたらタッチペンが使えなくなってしまうらしいです。

一応XPのタブレットPCエディションならその中のドライバでそれなりに使えるようになるそうですが、タブレットPCエディションのXPは入手が困難と言う状態で(;´д`)

あと、VISTAには「ダウングレード権」と言う、プリインストールされたVISTAの使用権を放棄してXPを使用できる権利があるのですが、残念ながらるっきゅんにインストールされた「Home Premium」にはそのダウングレード権が無いので、XPを入れたかったら原価で買わないといけません。




などなど、これらの障害があまりにもデカいので、ワタシはXPの使用をあきらめてVISTAで我慢しています('A`)

いつか、どこかの廃人人柱な神様がこれらの問題を全て解決してくれると良いなぁ…。








まぁいつまでもVISTAの悪口言っててもしょうがないので話を進めますと、

他の細かいところを見ていきますと、まずバッテリーですが、これがあんまり持ちません
標準バッテリーだと、省電力モードでもテキスト打ちし続けて2時間くらいしか持ちません
無線LANでネットとかやったりするともっとかなり短くなります。
これではあんまりなので大容量バッテリーを購入したのですが、これでも同じような使用で4〜5時間くらいで切れます

公称は標準バッテリで4時間大容量バッテリで8時間とか発表していますが、世間でよく言われている「バッテリーの持ち時間は公称の半分程度というのがモロに実証された形となりました。




あと動作時は冷却ファンが回るのですが、コレが結構静かなところではうっとうしいです。

「徹底的に静か」か「徹底的にうるさい」かのどちらかならまだ納得も行くんですが、これがどううっとうしいかと言いますと、蚊の羽音のようなプィ〜ンと言うなんともイライラ感を刺激する絶妙な音なのです。

るっきゅんを使ってる本人はそのうち慣れても来るんですが、周囲の人に言わせたら「あぁもううっとうしいッッ!!」らしいです。ていうか実際知り合いからから怒られました・゚・(つД`)・゚・

なので、間違ってもるっきゅんを図書館に連れて行くのはやめた方が良いです。
図書館でテキスト打ちしたかったらX7501以外の選択肢は無いと思った方が良いかも知れません




あと、ワタシはワンセグ搭載モデルを買ったのですが…、

このワンセグ、あんまり電波を受信してくれなくて、ほとんどテレビを見ることが出来ていません。

なんと言いますか、外の空の見えるところだったらある程度電波をキャッチしてくれるんですが、ちょっと建物の中にはいるともうダメです。

つかワタシの現在の職場は某テレビ局のま裏なんですが、そのチャンネルすら、ちょっと建物の中に入ってしまうとまったく受信されなくなってしまいます。

なので、るっきゅん買ってからこのワンセグ機能、全く使っていません。


↑職場のま裏の某テレビ局。
っていうかどう見ても悪の結社の秘密基地です本当にありがとうございました。
つかこんな近距離ですらワンセグ入らないってそのパラボラアンテナはハリボテか。




仕事中北京オリンピックが見られると楽しみにしていたのに_| ̄|○

































…と言う事でいつものごとく無駄に長々と書いてきましたが、ハードウェアに関して書くことはようやく無くなりましたので、やっとこさここから先が本番、モバ絵・ネクストジェネレーションの話題に入っていくワケでございます。




っていうかこれまでいくつかのタッチペン式PCを買ってきたワタクシですが、、BIBLO MC/30と言い、ほほえみくんと言い、旧TypeUと言い、TypeUXと言い、タッチパネル式ノートPC言うのはなんか、「お絵かき」しようと思うと大抵何らかの事情によってうまくアプリケーションが動作しない、すんなりいかない事が非常に多くあるような気がしてしょうがありません。




やっぱりというか当然というか、今回もさっそく、るっきゅんでお絵かきする上でいくつか問題になる点が沸き上がってきました。




まずるっきゅん、UMPCならではですが、処理が遅いです。

これによって、使えるアプリケーションは相当制限されます。
例えば、PainterやArtweaverなどのような、PC性能に大きく依存するようなアプリケーションはまず使用できないと思って間違いないでしょう。
実際、Artweaverを実際に試してみた時、スタイラスで画面をなぞってからなぞり終わってスタイラスを放した後に、もそーっと描画がなされるという鈍重さを見てしまった時にはひっくり返るかと思いました。

あと、UMPCは画面解像度が狭いです。

解像度が狭いと言う事は各アプリケーションのGUIを表示できるエリアが非常に狭いと言う事で、Gimpの様にユーザーインターフェースが非常に大きいアプリの場合、常にツールを出しっぱなしにするワケにはいかないので必要な時のみインターフェースを呼び出す事になるのですが、これが非常にめんどくさいです。
また、るっきゅんの液晶はかなり強くタップしないと反応してくれない、つまり慎重に狙い澄ましたピンポイントタップがめんどいので、あまりにも煩雑なユーザーインターフェースだとタップミスを引き起こす率が高いです。
そのタップミスが命取りになることが特にペイントソフトには多々あるので、この辺も慎重に見ていかなければなりません。

それから、ほとんどのUMPCは「筆圧関知」が出来ません。

ペイントソフトの中には「筆圧関知が使えて当たり前」な作り方をされているアプリケーションが多々あります。例えばAliasSketchbookProとか。
筆圧関知が使えるらしいOQOならいざ知らず、ほとんどのUMPCは感圧パネルのため筆圧機能を持っていないので、こういうアプリはあまり使えない物になると思います。

なので、るっきゅん、というか一般的なUMPCで使う事が出来るペイントアプリケーションには、

・動作が軽い事

・ユーザーインターフェースが秀逸である事

この2点が特に重要になるワケです。




と言うことで、 そこからワタシが実際に試した各ペイントアプリを、良かった物、悪かった物に分けてランキングにしてみました。




まずは、ランク外、全く動作しなかった物、動作したけどなんか変だった物。

・Photoshp7

普通に起動はするのですが、画面表示がおかしくなることがある(一回ウインドウを最小化して通常サイズに戻せば直る)と言うのと、ブラシストロークがあらぬところにぶっ飛んでいくのとでまったくお絵かきソフトとして使い物になりません_| ̄|○
Photoshopは個人的に最も使用頻度の高いアプリなので、コレが使えないというのはかなりキツイです。
ていうかPhotoshopCS以降をいまだに持っていないのは単に予算の都合上です。




・Painter8

VISTAに対応していないらしく全く動作しませんでした_| ̄|○
まぁ、ワタシはペインターさん全く使わない人間なんでどーでもいいんですがー
(いいのかそんなんで)
ていうかいつまでもPainterの中で最も評価の低いバージョン8なんか抱えてないで最新版を買わないのかというのは単に予算の都合上です。





・Artweaver

ブラシのあまりの重さにぶったまげたと言いますか、スタイラスペンで画面をなぞっているときは何も反応しなくてペンが離れた瞬間にズルズルと線が引かれてゆくあのシュールな映像は、何か別の用途には使えるかも知れませんが、「お絵かき」には到底使えません…。
まぁ一見の価値あり、とは言っておきます。




以上、試したけどダメダメだったアプリでした。

ここからはちゃんと動作した物おすすめランキング。まず6位から。










6位:PIXIA

ちゃんと動作するし、それなりに線は引くことが出来ます。
ただし、いちいち反応が遅くて、画面内をタップしてから描線開始するまでにワンテンポ遅れるので、描いたつもりの描線が最初の部分がはしょられて途中からの描線になります。
上の画像で言うと、この画像ではスタイラスで描画エリアの一番上から一番下までを縦に描画していますが、「描画が始まった」と認識されるタイミングが遅いので、この画像のように描画開始位置がバラバラになってしまいます。
あまりお勧めは出来ないのですが、このランキングの中の数少ないフリーウェアなのであえて記載しておきました。







5位:Alias SketchBook Pro2

ってこのアプリ、いつの間にやらオートデスクに買収されてAutodesk SketchBook Pro2になっとる(;゚Д゚)
と言うことでこのAutodesk SketchBook Pro2ですが、これはいち早くタブレットPCに正式対応した事でタブレットPCユーザーの間でArtRageと人気を二分したアプリケーションですね。
GUIはコンパクトにまとまっていて画面を圧迫することは決して無く、独自機能の「マーキングメニュー」が恐ろしいほど使いやすいと言う強力な利点があります。
描画エリアが広く取れることも、タイトル通りの「スケッチブック」的な使い勝手をもたらします。

ただ、ユーザーインターフェースは出来が良いのに肝心なペイントツールは思いっきり人を選ぶ取っつきにくい物になってしまっています。
このアプリは使いこなせる人には極めて強力なアプリなのですが、描線補完機能も無いし直線ツールも無いので、少なくともワタシはこのソフトではフリーハンドのフニャフニャした線しか引けません。
(もともとタブレットPC向けに作られたアプリなので、直線を引きたかったら「画面に定規を当てろ!」と言うことなのかも知れません。)

また、このアプリケーションは筆圧関知が出来ることが大前提でユーザーインターフェースに不透明度パラメータが無いツールがあるなど、UMPCの事は完全に無視した仕様になっています。
そしてなによりこのアプリはopenCanvas等に比べてかなり機能が少ないのに2万4千800円もするという、とんでもないぼったくりアプリでもあります。

個人的にあまり好きなアプリでは無い事がこの文面からも読み取れると思いますが、一応動作しましたのでご報告、と言うことで。







4位:gimp

最も有名なフリーウェアなんじゃないでしょうか、俗に言う「無料のPhotoshop」

動作は完璧、軽快そのもの、機能も豊富、描線も綺麗でとても素晴らしい。

ただし、上記利点を全て叩き潰すほどにGUIがひどい。

2chのgimpスレッドでも新機能要望に「もっとマシなGUIを!」と言う要望が数多く飛び出すほど使いにくいインターフェースです。

まぁ、現状のGUIでも、画面解像度が大きい環境ならかなりの使い勝手ではあります。

ただし、狭い解像度のUMPCの場合はこのGUIが最大のネックとなり、極端なまでに使い勝手を低下させています。
画面の至る所を覆い尽くすGUI、常にそのほとんどにアクセスしなければならないためかなりのストレスになります。

徹底的にキーボードショートカットを改造したり、gimp用スクリプト言語「Script-Fu」を組んだり、様々なことをすればおそらくUMPCで使えるアプリでこれ以上高性能なアプリは無いんでしょうが、そこに行き着くまではもの凄く大変そうです。っていうかワタシはそこに行き着けそうもなかったんでサジを投げました。
チャレンジャーな方は是非とも挑戦していただいて、その環境を配布していただきたいところであります。

ちなみに、GimpがPhotoshop風GUIに改造されたアプリ「GIMPshop」と言うのも試したのですが、残念ながらこれはVISTAでは動作しませんでした。
GIMPshopはGimpの改造品なので、内部的にどうしても「Gimpの古いバージョン」になってしまうのです。)







3位:ComicStudio

動かないだろうなぁー、とかあきらめ半分でインストールしてみたら、あっさり普通に動作しました。

っていうかぶったまげた事に相性ばっちり

一部のツール(筆ツールとか曲線ツールとか)とかは動作が重くて使い物にならなかったりUMPCの操作系では無理があったりするのですが、メイン機能のペンツールとかは全く問題なく動作しました。
ていうか、現状入手が可能なペイントアプリケーションの中でUMPCで「入り」と「抜き」が表現できるのは多分ComicStudioだけです。
一部のツールがうまく動作しないと言う点で3位とさせていただきましたが、人によっては「このアプリが使える!」と言う理由でUMPCを買っても良いのではないか、ぐらいの勢いでした。










と言うことで諸事情により2位はすっ飛ばして、

1位:openCanvas4.5PlusArtRage2.5

…この2つのソフトなんですが、あまりにも甲乙付けがたく、両方1位としました(;´д`)

っていうかどちらも、動作は軽いわ、描線は綺麗だわ、GUIは洗練されてるわ、UMPCでお絵かきするならこの2つ以外無いんじゃないかとまで思えるアプリケーションです。

あえて差を付けるなら、シェアウェアしかないけど純国産なopenCanvas4.5Plusフリー版もあるが最新版は英語版だけなArtRage2.5と言うところで選ぶぐらいでしょうか。

と言うことで個別に見ていきますと、

まずArtRage2.5

このアプリは、5位のSketchBook Pro2のところでも書きましたがこのソフトもいち早くタブレットPCに対応したためタブレットPCユーザーの間でかなりの人気を持っているアプリケーションです。

このアプリの凄いところは、画材のリアルな質感を模倣しているという事だけではなく、直線や曲線を描く時SketchBook Pro2が「画面に定規を当てろ!」と言うスタンスなのに対して、ArtRage2.5はアプリ内部に雲形定規とか円形のテンプレートを用意していて、好きなように配置して実際に直線や曲線を描けてしまうところ。(かなり最近になって追加された機能なので、日本語版ArtRageにはまだこの機能は無いはずです。)

ArtRage2.5も元々タブレットPC向けだけあって、全画面を使って広いスペースを描画エリアに出来、各描画ツールもかなり動作が軽く、機能的にもアナログツールを模倣した各描画ツール、合成モード切り替え機能を持つレイヤー、無段階のズーム機能や画面回転機能など、いつの間にやらとんでもなく高性能なアプリケーションになってました。

ただし、この高性能っぷりは英語版の最新機能だけで、日本でイーフロンティアが売っているArtRage日本語版はバージョンが古く、定規機能が無いどころか解像度の低いUMPCでは一部のダイアログがはみ出して使い物にならない可能性があります。ですので、UMPCでArtRageを使いたかったら海外最新版をダウンロード、フル機能版を使いたかったら海外のオンラインショップを利用して購入しなければなりません。(と言っても価格はこの機能にしては格安の25ドルですが。)

ただ一点、ArtRageで実際に楽描きしてて気付いた事がありまして、このアプリはレイヤーツールを使ってレイヤーオブジェクトを移動、回転、拡大縮小等を行うと、レイヤー内の画像があっという間に劣化してしまいました。あまりこのアプリは編集機能が優秀ではないようです。
レイヤーの移動等行いたい場合は、PSD形式(Photoshop形式)にコンバートしてgimpやopenCanvasでレイヤー移動を行うのが良いと思われます。








次にopenCanvas4.5ですが、こっちはUMPCで使うなら安い通常版ではなく高いPlus版の方がいいです。
Plus版には画面のズーム時に綺麗にアンチエイリアスをかけてくれる機能があり、中途半端な画面解像度のUMPCでも常に綺麗な画面表示で描き進められるからです。

と言うことで価格的にはArtRage2.5の倍以上の7800円になってしまうopenCanvas4.5Plusですが、GUIはコンパクトだわ、機能は豊富だわ、ブラシのカスタマイズ製はかなりの物だわ、描画も軽快だわでホント使ってビックリでした。

描画ツールの軽さで言ったら、このランキングの中でopenCanvasのツールが一番軽快です。

ただ、このアプリはブラシツールを全て自力でカスタマイズして使っていく物なので、導入直後はかなり大変です。
なにしろインストール時に設定されている各ツールプリセットは筆圧ありきで設定されているためどれもこれもUMPCで使うにはちょっとアレな物しかありません。なのでワタシは、一回プリセットの中身を全部消せるだけ消してからっぽにした状態で、一つ一つUMCで使いやすい設定を組み直している真っ最中です。
この自由度はopenCanvasの魅力でありますが、最もめんどくさい所でもあります。

ただし、描線補完がかなり綺麗で思った通りに線がかける、カスタマイズさえ出来上がってしまえば作業がサクサク進む、かなりUMPCと相性の良いアプリだと思いました。

っていうか最大の欠点はやたら高いシェアウェアだと言う点でしょうか_| ̄|○




と言うように、安くて英語版でアナログツール完全再現なArtRage2.5、高くて日本語でツール設定自由過ぎなopenCanvas、本当に対照的なアプリですがどちらもUMPCで使うにはとても良いアプリだったので、両方1位としました。







以上、ワタシが実際にるっきゅんで動かしてみたお絵かきアプリケーションランキングでした。

ワタシの場合、現状ではカスタマイズいらずなArtRageの方が使用頻度が高いですが、ArtRageはちょっと何かやると画像がすぐ劣化してしまうので、openCanvasのカスタマイズが出来上がったらメインツールはopenCanvasの方になりそうです。






…あ、そういえば「SAI」をチェックするの忘れてたー。

…でもまぁ、SAIは以前試しで使っていたら更新忘れて使えなくなったことがあったしー、いつまで待っても正式版出なさそうだしー、出たとしても2chで作者の人が「オンラインアクティベーション方式にします」って言ってたしー、ミッションクリティカルな事にはとても使えそうもないしめんどくさいなのでどーでもいいですやー。(いいのかそんなんで)





















と言うワケで、また長々と駄文を書き連ねて来てしまったワケですが。

総括として、るっきゅんことLOOX U50XNに対してこれまで使ってみて受けた印象を一言で表すと、




「VISTAと言う名の大リーグボール養成ギプスを付けた星 飛雄馬。」




っていうかるっきゅんを起動させるときのあの鈍重な様子に、「おっもっいーぃコーンダーラー試練ーのーみーちーをー」と言うあの曲がつい脳内再生されてしまいます。

なにしろホントに必死で数分間かけてガリガリ起動処理してる姿を見ると、木の陰の明子ねぇちゃんのごとく泣けてくる物があります。

つかホントVISTAヒドすぎ。なんですかコレ。OSってレベルじゃねえぞですよ!

あぁ、XPでもペンドライバがまともに動くなら今すぐOSの入れ替えしたいぐらいなんですけどねぇ、かわいそうで見てられない・゚・(ノД`)・゚・。




と言うワケで、単純に「高性能」を求めたいなら迷うことなくTypeUXです。

TypeUXだったら動画も3DCGアプリもバリバリ動きますし、本体単体では恐ろしく使いにくいですがポートリプリケーターにモニターやらキーボードやらつないで機能拡張して使えばそこら辺の安いデスクトップPCなんか目じゃないほどの働きをするので、「持ち歩けるメインPC」と言う使用が可能になります。

これに対してるっきゅんは、性能は低レベルで到底メインPCとしては使えませんが、本体単体でも「コンパクトサイズの本体に大きな液晶」「窮屈なレイアウトでもタイプしやすいキーボード」「両手持ちでも卓上でも変わらぬ使い勝手」と言う非常に相反する特徴をきっちりとまとめ上げた、「決して完璧にはほど遠いけれど単体であらゆる状況に対してそれなりになんとなーく対応出来るノートPC」と言う事が出来ると思います。(それは褒めてるのかけなしてるのかどっちよ。)




何でもかんでも一台で豪勢にやりたいなら、TypeUX。

デスクトップ等メイン環境が別にあってそのデータをいつでもどこでも編集したいサブノートとしてなら、るっきゅん。




と、こんな感じの棲み分けが出来ているように思いました。

と言うかワタシは「モバ絵」や「テキスト打ち」が主な用途でモバイルをするのでるっきゅんのスペックでもなんの問題もなく、また状況に合わせて自在にスタイルを変更できるるっきゅんがとても便利に使えているので、はるかに高性能なはずのTypeUXやLibrettoはすっかり出番を失ってしまいました。

るっきゅん買うのを躊躇していたのはその低性能が最も大きな理由だったのに、いざ使ってみたらその低性能は全く気にならないどころかそれ以上にメリットが大きかったと言うのは非常にビックリしております。
(まぁキーボードが変態的という大弱点はありますが、それは根性で訓練して克服するという事で。)




いや、でもこれはホント、本気で買って良かった。




…ああ、こんなことだったらもっと早く購入を決断するべきだった。そうすればOSがXPだったのに。・゚・(つД`)・゚・


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