
| :るっきゅん!(640*480) | |
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・電子機器全てが「配管だらけのクリーチャー」か「マッチョな男性」にしか見えないワタシにとって「ガジェットデバイスの萌え系擬人化」とゆーのは最も苦手な事のひとつであるのですが、とりあえずアレのカラーバリエーションの擬人化にチャレンジしてみますた。我ながら無茶しやがって(AA略)。 とかそんなことはどうでもよくて、以前の「HTC X7501買いました」ネタから大して時間も経っていないと言うのに早くも次の物に手を出してしまうという有様が何というか自分の無計画さをよく表していると言いますかまぁなんですか…、
つかUMPCと言うのは、遙か昔に「Origami」と呼ばれていた時期(謎のベールに包まれどんな製品展開がなされるかはっきりしていなかった時期)は人気絶頂だったのに、「Origami」と言うのは単なるコードネームで正式名がUMPCと言う面白みのない名称に変わってしまい、さらに最初のUMPCとなる「スマートキャディ」のスペックが明らかになると失望の色を明らかにする人が続々現れ、なおかつそのスマートキャディが発売される直前に突如これ以上ないタイミングで非UMPCコンパクト機VAIO TypeUXが発表されてしまい、その圧倒的なスペックにスマートキャディの人気はだだ落ち、案の定スマートキャディは発表前の大人気から急転直下の大爆死、このままUMPCは消滅していくかと誰もが思ったものですが、なんか気がついたらいつの間にか地味に製品が増えてきたというかUMPC復活の兆しが見えてきたというか、まぁとにかく良かったです。
キーボードが無い「スマートキャディ」やら、 キーの形状がPDAのプチプチキーボード並みな「Everun」やら、 そのプチプチキーボードが液晶モニタを挟んで両脇に分かれた「Wibrain B1」やら、 また大きさや形状、スペックは申し分ないのに肝心のタッチパネルが無い「FlipStart」やら、 全てにおいて全く申し分ない完璧なのに価格があまりにも高過ぎ(30万円突破)な「OQO」やら、 いまいち「これだ!」と言うUMPCはなかなか出てこないのでありました。
あまり知られてはいないことですが、マイクロソフト(と言うかビルゲイツが)やたらとタブレットPCタブレットPCと表だって連呼するよりも遙か昔から、富士通さんはタッチペンモニターに「こだわり」を持っていて実は以前からかなりの数のタッチペン式ノートPCを出荷し続けていたのです。 ワタシも以前にBIBLO MC/30と言うタッチパネル搭載サブノートを持ってて、「うはwwwwwwテラ面白すwwwwww」などと指で画面を触りまくる操作に慣れてしまい、普通のデスクトップを操作する時でもついブラウン管の画面を指で押してしまったそんな時期がありました。 ていうか富士通さんは最近でもいち早くペナブルデュアルパッドなどと言うキワモノデバイスを取り入れたりして精力的に直接接触操作デバイスにやる気を見せまくった事もありましたね。
キワモノデザインが横行するUMPC市場においてすら、LOOX Uはどう見ても普通のコンパクトノートPCです。
しかもかの旧灰色Librettoよりも横幅が小さく、なおかつこの小ささでタブレットモードと普通のノート型を行き来できるコンバーチブルタイプ。そしてかなり打ちやすいキーボード。 ホント素敵すぎます。さすがペナブルデュアルパッドを何の躊躇もなく製品化させた富士通さんだけの事はあります。
なにしろUMPCはコンパクトなサイズと安価を実現するために、性能を大きく犠牲にしているため、ワタシは極めて高性能なTypeUXを所有しているので改めて似たようなカテゴリに入りなおかつ性能の劣るLOOX Uを買おうとは全く思わなかったのでした。 ていうかこのLOOX U初代機が初登場したのも2007年の6月あたり。今の今まで長い間ホントにシカトぶっこいていたのでした。
でもって、やめときゃいいのに、直に触ってみたい衝動に駆られてしまいちょっとポチポチと触ってみたとたん、その富士通さんの「こだわり」がモロにワタシの指先を通して脳髄にズドーンと伝わってしまい…、
なんと強引なッッ!!((;゚Д゚))
図らずも、るっきゅんとTypeUXと言う全く同カテゴリの機種を両方所有する羽目に陥ってしまったワタクシでありますが、るっきゅんとTypeUX、実際触り比べてみるとかなりの差があることに気付きます。
TypeUXはまだ「UMPC」と言うカテゴリが市場に登場する前(と言うか直前)に登場したハードですが見た目は「ストレートタイプ」で完全に「今時のUMPC」、(普通のPCからすると)ものすごいトリッキーな形状です。 一方るっきゅんは先ほども書きましたがコンパチ型、かなり正統派です。 これらの形状により、TypeUXは両手で本体を支えて「サムタイピング(本体を持ち上げ両手の親指でキーボードを打つスタイル)」する事でのみの使用しか出来ませんが、るっきゅんはサムタイプだけでなく普通のノートPCの様に机の上に置いてタイピングすることが出来ます。
またるっきゅんは、写真を見れば一目瞭然ですが画面の物理サイズがTypeUXよりもかなり大きいです。 なので、ピュアタブスタイル(キーを折りたたんで液晶画面だけですべての操作を行う状態)にしてもがんばればタブレットPC機能のスクリーンキーボードを指で直接押して入力することが出来ます。 (と言うか、るっきゅんは「UMPC」なのでUMPCらしい機能は全部入っていますが、TypeUXは広義的には「UMPC」でも無ければ「タブレットPC」でも無い、あくまで「SONYが独自に開発した小型ノート」なので、XP版の初代TypeUXにはスクリーンキーボード機能がそもそも標準搭載されていないんですよね…。) と言う事で、サムタイプしか入力方法が無いTypeUXと、状況に合わせて様々に変化できるるっきゅん、 似たようなハードウェアのくせに、実は実際の使用感は全く別のカテゴリにきっちり分かれるものだったのでした。 「そこかよ!」とか言われるかも知れませんが、モバイル機器にストラップホールが無い、こんな恐ろしいことは世の中にございません。命綱無しでロッククライミング出来ますか? …まぁそこまで命はかかってないにしても、PDAとかUMPCにはストラップホールは絶対に必要な物だとワタシは思うのですよね。るっきゅん結構重いし。
TypeUXのキーボードは、世間では「これより非道いキーボードは世の中に存在しない!」と言われ、よくこのサイトでも「TypeUXのキーボードに比べれば〜」などと言うように「キーボードの打ちにくさの最低基準」的扱いをしていますが、一方、るっきゅんのキーボードはいかにも普通のノートPCのキーボードです。 もちろん、これだけコンパクトなサイズのハードウェアなのでキーピッチやキーストロークは普通のフルサイズノートPCと比べたら異様なほど小さく、この手のガジェット系ノートPCに慣れていない人からしたら「とんでもなく使いにくい」キーボードになるとは思います。 ただし、この手のPCに興味を持つ人間つまりデジタルガジェット廃人は、かねてから旧灰色LibrettoやシグマリオンIIIの様な異形のキーボードに慣れ親しんでおり、そういった特殊な価値観を持つ人間からするとこのキーボードはかなり「入力しやすい」部類に入ります。 なにしろるっきゅんのキーボードは、キーピッチ(キーの幅)を稼ぐために普段あまり押されないキーは排除して頻繁に押されるキーだけを配置していて、それによりるっきゅんに並ぶキーの数は普通のノートPCよりもかなり少ないキー数になっています。 よってキー一つ一つのキーが(この手のデバイスにしては)大きめで押しやすく、かなり快適です。
Librettoシリーズの最新機種Libretto U100とキー配列の比較をしてみましたが、写真からるっきゅんのキーの少なさやサイズの大きさが分かりますでしょうか。 写真で見ると微妙な差に見えますが、少なくともワタシの場合、Libretto U100だと頻繁に隣のキーをミスタイプしてしまう頻度がかなりあってとても長文を書く気にはならないのですが、るっきゅんの場合は(いつものごとくこの文章もるっきゅん実機で入力しているのですが)キーピッチがぎりぎり隣のキーをタイプしてしまわないサイズなので、結構快適にバリバリとテキスト打ちする事が出来ています。 また、このキーは机の上ですべての指を使ってタイピングするのにも、本体を両手で抱えてサムタイプするにも、どちらでも対応できる絶妙なサイズになっているのも特筆すべき事です。 ここまで通常タイピングとサムタイピングの使い勝手を両立出来ているキーボードはなかなかありません。 なにしろ、通常タイピングに特化したキーボードは全体的な横幅がかなり長くなりサムタイプでは親指の長さが足りなくて中央のキーを押すことは出来ず、また逆にサムタイプに特化したキーボードだとキーピッチやキー間隔が狭くなりすぎてたくさんの指を使ってのキー入力がかなり困難になります。
…が。 残念ながらこのライト、全然見当違いのところを照らしていて肝心のキーボードにはほとんど光が当たらない、写真の通りキーボードの真ん中から下の方は全く照らされずあんまり意味が無い残念賞な出来映えなのが残念です。
まぁ先ほどのキーボードの写真を見ていただけたらかなりのキーが削減されているのが見て取れると思いますが、お察しの通りこのキーボードはキーピッチを稼ぐために相当むちゃくちゃな事をやってまして、とにかくキーの配置がゴーイングマイウェイ過ぎるのです。
もうホント、キーの配置数を減らすためにしょうがないとはいえかなりの数の重要なキーがFnキー同時押し仕様になっています。 ファンクションキー(F1〜F12)がFn同時押しというのはまぁ納得出来るのですが、 何を思ったかカーソルキーまでもがFn併用で、他にもTabキーはFnキーとスペースキーの同時押し、また「ー(ハイフン)」も先日買ったX7501のごとくFnキー同時押しです。 そのくせに滅多に押さない「@」キーは独立キーです_| ̄|○
これが、サムタイプにおいて最大の障害となって大きく使い勝手を落としています。 なにしろ文字変換中には左手でShiftとFnキーを同時押ししながら右手でカーソルキー操作をしなければならないのですから、もう頻繁に指がつりそうになる事が非常に多いです。 とにかく何をやるにも複数のキーの同時押しを強いられることが多いので、コレは結構キツいです。
一応Home、End、PageUp、PageDownキーなどは本体のタブレットキーをカスタマイズすることで入力が可能になるのですが、タブレットキーはかなり押しにくいボタンなので常用にはかなりのストレスが伴います。 また、「テンキーの数字キー」を入力する方法はハードウェアキーボード上では全く存在しません。従って当然NumLockキーも存在しません。 数字キーそのものはキーボード上部に配置されていて数字入力するのではテンキーは無くても問題は無いのですが、キーボードショートカットでは文字キー側の数字キーとテンキー側の数字キーを全く別扱いにしているアプリケーションが(特にCG系アプリに)多く、そのようなアプリケ-ションを使う場合はこのキー仕様は非常に困りものです。
スペースキーは全てのキーの中で最も押下頻度が高く、大きめとはいえこのキーのサイズ的に最もタイプミスの多いキーでもあります。 そんなキーの真横に全角半角キーなんか配置された日には、バーッと文字入力して変換しようとスペースキーを押した時間違ってそのすぐ隣の全角半角キーに指がかすって入力が全てキャンセルされてしまう頻度が相当高くなります。 っていうか実際、この文章のここまでを書いていて入力内容を全角半角ミスタイプでキャンセルしてしまったのが8回ほどありました。
・文字入力ではなるべくカーソルキーを押さないように短いセンテンスで文章入力を確定していく。 この中で是非ともお勧めしたいのはWindowsの「固定キー」。これは小型ノートPCでは猛烈に便利な機能なので、是非とも使ってみてください。
何というか「慣れるまでが大変」とかそんな次元ではなく、このキーボードを使い続けたいなら自分の脳みそをるっきゅんに合わせて最適化する覚悟が必要なのではないかなどと思いました。
と言うことでいつにも増してキーボードに関して長々と書いてしまったのでとっとと別の所にふれることにしますと、次は液晶モニター。
液晶モニターに関しては先ほどもチラッと触れましたが、サイズはTypeUXの4,5インチよりも大きい5,6インチです。 ていうかTypeUの4,5インチからるっきゅんの5,6インチに変わったというのは個人的にかなり大きいポイントだったりします。 TypeUの4,5インチだとあまりにも画面が狭すぎてあまり「お絵かき」しようという気が起こらなかったのです。
スタイラスで画面をタップする時、「コン!」と音がするぐらい強くタップしないと駄目っぽいです。 ワタシは液晶画面を傷つけないようにタップはかなり弱めの力で行うので、特になかなかダブルタップ(=ダブルクリック)が認識されにくく結構イライラします。 また、タブレットモードにして画面を縦にして使うと、微妙に液晶の視差が出てしまい、縦画面での長時間の使用は目にかなりの負担を強いてしまうのでこれは常用できないなぁと思いました。
まぁコレがホントに中途半端に短くて力をかけにくく、使用中に突然短く引っ込んじゃったりする物だから、ただでさえ力強くタップしなければならない操作をより困難な物にします。 るっきゅんのモニタ部分は結構大きいのだから、せめてかつてのBIBLO MC/30のスタイラスみたいにそれなりの大きさのスタイラスは仕込めなかったのかなぁと、コレはちょっと残念に思います。
コンパクトサイズPCと言う事で一番心配していたのはACアダプタのコネクタ形状なんですが、これはごく普通の形状だったので安心。
と言うかコネクタ形状はTypeUXのコネクタ形状と全く同じで、物理的には普通に接続できるし充電も出来るみたいです。
TypeUXはよくもまぁあのサイズにこれでもかこれでもかと高性能を詰め込みまくったPCですが、それに比べるとるっきゅんは非常に性能が劣っていて、処理能力はあらゆる面で比べものにならないほど低いです。 というかそもそもるっきゅんは「UMPC」で性能なんかハナっから無視して開発された機種であるので「性能を求める事自体が間違っている」と言う事ではあるんですが。 しかもそのただでさえもっさりなハードに、ウチのるっきゅんはあの「VISTA」がインストールされてしまっています。 XPモデルがあったら間違いなくXPにしたんですが、買った時期が遅かったせいでVISTAモデルしか選べませんでした。 なのでるっきゅんは非常にもっさりです。(←大切な事なので2回言いました。)
と言う事でるっきゅん、セットアップが終了したら、 まずワタシが最初にやった事は速攻でパフォーマンスオプション全部をオフ。 それでも、るっきゅんは非常にもっさりです。(←大切な事なので3回言いました。)
なにしろ、移行に1分とかなり待たされるので、電車内で使用している場合は降りる一駅前から作業を終了して休止モード移行させないといけないのです。 一応「スタンバイモード」への移行はかなり早くてほんの5秒ぐらいで移行出来るのですが、コレは結構バッテリーを喰うので長時間のスタンバイは出来ません。
なにしろ、ニコニコ動画がちょっとコマ落ちします。また、流れる字幕の量が増えるともうカクカクどころではなくもう処理が追いつかずエラい事になります。 よって、るっきゅんは「メディア再生機」として使用するのはキッパリと諦めた方が良さそうです。
これらに目を通していくと、どうもるっきゅんのもっさりの原因の大半はVISTAにあるようで。 例えば動画が遅いのは単にるっきゅんだけの責任ではなく、VISTAのせいでもあるそうです。 つまりVISTAを入れられたるっきゅんは、ハードの重さ以上にOSの重さに苦しめられていると言うことなワケです。
まず大きな問題点としては、るっきゅんのタッチペンドライバはWinXP通常版に対応しておらず、XPをインストールしたらタッチペンが使えなくなってしまうらしいです。 一応XPのタブレットPCエディションならその中のドライバでそれなりに使えるようになるそうですが、タブレットPCエディションのXPは入手が困難と言う状態で(;´д`) あと、VISTAには「ダウングレード権」と言う、プリインストールされたVISTAの使用権を放棄してXPを使用できる権利があるのですが、残念ながらるっきゅんにインストールされた「Home Premium」にはそのダウングレード権が無いので、XPを入れたかったら原価で買わないといけません。
いつか、どこかの
他の細かいところを見ていきますと、まずバッテリーですが、これがあんまり持ちません。 公称は標準バッテリで4時間、大容量バッテリで8時間とか発表していますが、世間でよく言われている「バッテリーの持ち時間は公称の半分程度」というのがモロに実証された形となりました。
「徹底的に静か」か「徹底的にうるさい」かのどちらかならまだ納得も行くんですが、これがどううっとうしいかと言いますと、蚊の羽音のようなプィ〜ンと言うなんともイライラ感を刺激する絶妙な音なのです。 るっきゅんを使ってる本人はそのうち慣れても来るんですが、周囲の人に言わせたら「あぁもううっとうしいッッ!!」らしいです。ていうか実際知り合いからから怒られました・゚・(つД`)・゚・ なので、間違ってもるっきゅんを図書館に連れて行くのはやめた方が良いです。
このワンセグ、あんまり電波を受信してくれなくて、ほとんどテレビを見ることが出来ていません。 なんと言いますか、外の空の見えるところだったらある程度電波をキャッチしてくれるんですが、ちょっと建物の中にはいるともうダメです。 つかワタシの現在の職場は某テレビ局のま裏なんですが、そのチャンネルすら、ちょっと建物の中に入ってしまうとまったく受信されなくなってしまいます。 なので、るっきゅん買ってからこのワンセグ機能、全く使っていません。
これによって、使えるアプリケーションは相当制限されます。 あと、UMPCは画面解像度が狭いです。 解像度が狭いと言う事は各アプリケーションのGUIを表示できるエリアが非常に狭いと言う事で、Gimpの様にユーザーインターフェースが非常に大きいアプリの場合、常にツールを出しっぱなしにするワケにはいかないので必要な時のみインターフェースを呼び出す事になるのですが、これが非常にめんどくさいです。 それから、ほとんどのUMPCは「筆圧関知」が出来ません。 ペイントソフトの中には「筆圧関知が使えて当たり前」な作り方をされているアプリケーションが多々あります。例えばAliasSketchbookProとか。 なので、るっきゅん、というか一般的なUMPCで使う事が出来るペイントアプリケーションには、 ・動作が軽い事 ・ユーザーインターフェースが秀逸である事 この2点が特に重要になるワケです。
・Photoshp7
普通に起動はするのですが、画面表示がおかしくなることがある(一回ウインドウを最小化して通常サイズに戻せば直る)と言うのと、ブラシストロークがあらぬところにぶっ飛んでいくのとでまったくお絵かきソフトとして使い物になりません_| ̄|○
VISTAに対応していないらしく全く動作しませんでした_| ̄|○
ブラシのあまりの重さにぶったまげたと言いますか、スタイラスペンで画面をなぞっているときは何も反応しなくてペンが離れた瞬間にズルズルと線が引かれてゆくあのシュールな映像は、何か別の用途には使えるかも知れませんが、「お絵かき」には到底使えません…。
ここからはちゃんと動作した物おすすめランキング。まず6位から。
ちゃんと動作するし、それなりに線は引くことが出来ます。
ってこのアプリ、いつの間にやらオートデスクに買収されてAutodesk SketchBook Pro2になっとる(;゚Д゚) ただ、ユーザーインターフェースは出来が良いのに肝心なペイントツールは思いっきり人を選ぶ取っつきにくい物になってしまっています。 また、このアプリケーションは筆圧関知が出来ることが大前提でユーザーインターフェースに不透明度パラメータが無いツールがあるなど、UMPCの事は完全に無視した仕様になっています。 個人的にあまり好きなアプリでは無い事がこの文面からも読み取れると思いますが、一応動作しましたのでご報告、と言うことで。
最も有名なフリーウェアなんじゃないでしょうか、俗に言う「無料のPhotoshop」。 動作は完璧、軽快そのもの、機能も豊富、描線も綺麗でとても素晴らしい。 ただし、上記利点を全て叩き潰すほどにGUIがひどい。 2chのgimpスレッドでも新機能要望に「もっとマシなGUIを!」と言う要望が数多く飛び出すほど使いにくいインターフェースです。 まぁ、現状のGUIでも、画面解像度が大きい環境ならかなりの使い勝手ではあります。 ただし、狭い解像度のUMPCの場合はこのGUIが最大のネックとなり、極端なまでに使い勝手を低下させています。 徹底的にキーボードショートカットを改造したり、gimp用スクリプト言語「Script-Fu」を組んだり、様々なことをすればおそらくUMPCで使えるアプリでこれ以上高性能なアプリは無いんでしょうが、そこに行き着くまではもの凄く大変そうです。っていうかワタシはそこに行き着けそうもなかったんでサジを投げました。 ちなみに、GimpがPhotoshop風GUIに改造されたアプリ「GIMPshop」と言うのも試したのですが、残念ながらこれはVISTAでは動作しませんでした。
動かないだろうなぁー、とかあきらめ半分でインストールしてみたら、あっさり普通に動作しました。 っていうかぶったまげた事に相性ばっちり。 一部のツール(筆ツールとか曲線ツールとか)とかは動作が重くて使い物にならなかったりUMPCの操作系では無理があったりするのですが、メイン機能のペンツールとかは全く問題なく動作しました。
…この2つのソフトなんですが、あまりにも甲乙付けがたく、両方1位としました(;´д`) っていうかどちらも、動作は軽いわ、描線は綺麗だわ、GUIは洗練されてるわ、UMPCでお絵かきするならこの2つ以外無いんじゃないかとまで思えるアプリケーションです。 あえて差を付けるなら、シェアウェアしかないけど純国産なopenCanvas4.5Plus、フリー版もあるが最新版は英語版だけなArtRage2.5と言うところで選ぶぐらいでしょうか。 と言うことで個別に見ていきますと、
まずArtRage2.5。 このアプリは、5位のSketchBook Pro2のところでも書きましたがこのソフトもいち早くタブレットPCに対応したためタブレットPCユーザーの間でかなりの人気を持っているアプリケーションです。 このアプリの凄いところは、画材のリアルな質感を模倣しているという事だけではなく、直線や曲線を描く時SketchBook Pro2が「画面に定規を当てろ!」と言うスタンスなのに対して、ArtRage2.5はアプリ内部に雲形定規とか円形のテンプレートを用意していて、好きなように配置して実際に直線や曲線を描けてしまうところ。(かなり最近になって追加された機能なので、日本語版ArtRageにはまだこの機能は無いはずです。)
ArtRage2.5も元々タブレットPC向けだけあって、全画面を使って広いスペースを描画エリアに出来、各描画ツールもかなり動作が軽く、機能的にもアナログツールを模倣した各描画ツール、合成モード切り替え機能を持つレイヤー、無段階のズーム機能や画面回転機能など、いつの間にやらとんでもなく高性能なアプリケーションになってました。 ただし、この高性能っぷりは英語版の最新機能だけで、日本でイーフロンティアが売っているArtRage日本語版はバージョンが古く、定規機能が無いどころか解像度の低いUMPCでは一部のダイアログがはみ出して使い物にならない可能性があります。ですので、UMPCでArtRageを使いたかったら海外最新版をダウンロード、フル機能版を使いたかったら海外のオンラインショップを利用して購入しなければなりません。(と言っても価格はこの機能にしては格安の25ドルですが。) ただ一点、ArtRageで実際に楽描きしてて気付いた事がありまして、このアプリはレイヤーツールを使ってレイヤーオブジェクトを移動、回転、拡大縮小等を行うと、レイヤー内の画像があっという間に劣化してしまいました。あまりこのアプリは編集機能が優秀ではないようです。
次にopenCanvas4.5ですが、こっちはUMPCで使うなら安い通常版ではなく高いPlus版の方がいいです。 と言うことで価格的にはArtRage2.5の倍以上の7800円になってしまうopenCanvas4.5Plusですが、GUIはコンパクトだわ、機能は豊富だわ、ブラシのカスタマイズ製はかなりの物だわ、描画も軽快だわでホント使ってビックリでした。 描画ツールの軽さで言ったら、このランキングの中でopenCanvasのツールが一番軽快です。 ただ、このアプリはブラシツールを全て自力でカスタマイズして使っていく物なので、導入直後はかなり大変です。 ただし、描線補完がかなり綺麗で思った通りに線がかける、カスタマイズさえ出来上がってしまえば作業がサクサク進む、かなりUMPCと相性の良いアプリだと思いました。 っていうか最大の欠点はやたら高いシェアウェアだと言う点でしょうか_| ̄|○
ワタシの場合、現状ではカスタマイズいらずなArtRageの方が使用頻度が高いですが、ArtRageはちょっと何かやると画像がすぐ劣化してしまうので、openCanvasのカスタマイズが出来上がったらメインツールはopenCanvasの方になりそうです。
…でもまぁ、SAIは以前試しで使っていたら更新忘れて使えなくなったことがあったしー、いつまで待っても正式版出なさそうだしー、出たとしても2chで作者の人が「オンラインアクティベーション方式にします」って言ってたしー、ミッションクリティカルな事にはとても使えそうもないしめんどくさいなのでどーでもいいですやー。(いいのかそんなんで)
総括として、るっきゅんことLOOX U50XNに対してこれまで使ってみて受けた印象を一言で表すと、
なにしろホントに必死で数分間かけてガリガリ起動処理してる姿を見ると、木の陰の明子ねぇちゃんのごとく泣けてくる物があります。 つかホントVISTAヒドすぎ。なんですかコレ。OSってレベルじゃねえぞですよ! あぁ、XPでもペンドライバがまともに動くなら今すぐOSの入れ替えしたいぐらいなんですけどねぇ、かわいそうで見てられない・゚・(ノД`)・゚・。
TypeUXだったら動画も3DCGアプリもバリバリ動きますし、本体単体では恐ろしく使いにくいですがポートリプリケーターにモニターやらキーボードやらつないで機能拡張して使えばそこら辺の安いデスクトップPCなんか目じゃないほどの働きをするので、「持ち歩けるメインPC」と言う使用が可能になります。 これに対してるっきゅんは、性能は低レベルで到底メインPCとしては使えませんが、本体単体でも「コンパクトサイズの本体に大きな液晶」「窮屈なレイアウトでもタイプしやすいキーボード」「両手持ちでも卓上でも変わらぬ使い勝手」と言う非常に相反する特徴をきっちりとまとめ上げた、「決して完璧にはほど遠いけれど単体であらゆる状況に対してそれなりになんとなーく対応出来るノートPC」と言う事が出来ると思います。(それは褒めてるのかけなしてるのかどっちよ。)
デスクトップ等メイン環境が別にあってそのデータをいつでもどこでも編集したいサブノートとしてなら、るっきゅん。
と言うかワタシは「モバ絵」や「テキスト打ち」が主な用途でモバイルをするのでるっきゅんのスペックでもなんの問題もなく、また状況に合わせて自在にスタイルを変更できるるっきゅんがとても便利に使えているので、はるかに高性能なはずのTypeUXやLibrettoはすっかり出番を失ってしまいました。 るっきゅん買うのを躊躇していたのはその低性能が最も大きな理由だったのに、いざ使ってみたらその低性能は全く気にならないどころかそれ以上にメリットが大きかったと言うのは非常にビックリしております。
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