
| :CASSHERN(480*563) | |
|
|
|
|
|
|
・ぎゃぁ━━━!! だ、誰じゃぁ、映画版「CASSHERN」、『オチが意味不明』とか『あんまりアクション無くて退屈』とか言った奴!! 話のネタにと思って知り合いにDVD借りて見せてもらったんですがこれワタシが今年見た映画の中で最高の映画じゃぁないかぁぁ━━━っっ!! もー、こんなに素晴らしい映画だと知っていたら、絶対にすっとんで映画館に突撃していったのにぃ… つД`) なんてゆーかですね、映像がとにかく綺麗。 ヴィジュアルも演出も『ミュージッククリップ』的な感じで、必ず何かしらのエフェクトがかかっていて全編通して幻想的なんです。 (もっとも、監督さん元々「そっち」方面の人なんでああいう映像はお手の物なんでしょうけど。) 登場人物の演技もものすごくて、ついつい見とれてしまいます。 主人公「東鉄也」の死を告知された時の母親、自らの運命を呪い悲しみにくれる「新造人間」たち、自分の行いがどういうものだったのかを知った時の鉄也の苦痛の表情、その他その他。 ていうか「雨上がり決死隊」の宮迫博之、演技ウマすぎ!思いっきりもらい泣きしちゃいましたがな。 ストーリーも、結構批判的な意見が目立つだけあって確かにちょっとややこしすぎるけれど、ものすごく緻密に計算された完成度の高いものだとワタシは思います。 メインテーマを台詞で何回も連呼するのはちょっと説教臭くてクドいと思ったりしましたが、物語中に出てくる一見バラバラな謎が、最後の方に出てくるほんの数秒のシーンで一つにつながる事が理解できた時は、もう全身の毛が逆立ちましたですよ〜。 つか、逆に言うと「CASSHERN」、アクションシーン無い方が良かったかも。 他の「静かなシーン」のものすごさに比べて、アクションシーンはマンガチックな笑いに走ってるせいかなんか外しちゃってるというか、感動をぶち壊しにしているというか…。 「REBELLION」のアクションシーンが素晴らしい(とワタシが思っている)のは、あっちの場合ガン=カタシーンの始まるかなり前から、「アイフルシーン(ワンちゃんを助ける所)」とか「ウソ発見器シーン」とかのように主人公や観客をどん底に落としたり追いつめたりするシーンを用意してしっかり下準備をしてから、それでたまったフラストレーションを何かのきっかけで一気に吹き飛ばすのが気持ちいいワケなんです。 それがCASSHERNの場合、ほとんどのバトルは唐突に始まっちゃいます。で、変に笑いに走ってるし、あっという間に終わっちゃうもんだから、「はい?今の、なに?何が言いたかったのかよくわからーん!」という風にしらけちゃうんですねーこれが。 ホント初めてですよアクションシーンが邪魔だと感じる映画は! ていうか。 多分、ネット上で「CASHERN」の事をべた褒めしてるのはワタシだけなんだと思いますが(大汗) なんでそんな状況になっちゃったかというのは多分この映画が、どんな人に観てほしかったのかを明確にしていなかったのが大きな原因なんじゃないかなぁと思います。 この映画に食いつくのは、おそらくは「監督は宇多田ヒカルの旦那さんらしい」などと何となーく興味を持った人(一般ピーポー層)か、原作「新造人間キャシャーン」のファン(ディープマニア層)のどちら2つに真っ二つに分かれると思うんですが、 そーいう人たちが「CASSHERN」観たら、確かに大激怒するでしょーねー… 一般ピーポー層が観るにはあまりに複雑怪奇でマニアックなストーリーだし、 ディープマニア層が観るにはあまりに原作が原形を留めていなさすぎるし。 ちなみに、「CASSHERN」をこうも大絶賛しているワタシは、ヲタクでSFチックな話大好きだけど「キャシャーン」は全く知らない、つまり本来「CASSHERN」には全く興味を持つ事はありえない「中途半端層」です。 ひょとして、この映画の良さを理解できる人間(本来メインターゲットとされるべき人間)のほとんどがこの映画を観ていない、という状況になっちゃってるんじゃないでしょーか? だとしたら、あまりにもこれは勿体無さ過ぎだと思いますー。 |
÷
|
|||
|