+SigmarionIIIにPocketArtistを+
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| ●SigmarionIIIは、数あるWinCE機の中でも半透過高解像度液晶、反応の良い圧力パネル、高速駆動のPXA255 400MHzCPU、持ちの良いバッテリー等々、モバ絵マシンとしては最も優れたハードウェアを兼ね揃えた機種です。 これにPocketArtistをインストールすれば、ほとんどノートPCでPhotoshopを使ってるのと変わらない(画面に直接絵を描く事が出来るという点では通常のノートPCよりも優れてすらいる)環境が出来上がり、他の追従を許さない最強タッグの完成です。 …ところが、SigmarionIIIはOSが「WindowsCE.NET」というまだほとんど普及の進んでいない物を採用してしまっていて、なおかつPocketArtistは対応OSにその「WindowsCE.NET」が含まれておらず、普通にインストールしようとしても絶対に成功しないという大問題があります。 というかSigmarionIIIはその特殊なOSのせいで数多くのソフトウェアがインストール出来ないという問題を抱えた困ったちゃんハードなんですねぇこれが(;´∀`) ところが世の中には凄い人たちがいて、バイナリエディターでインストールプログラムを書き換えたり特殊なソフトを経由する事でSigmarionIIIでも使えるように変更したりjornada7X0シリーズのような別のマシンでインストール作業した実行ファイルをコピーしたりとあらゆる裏道が次々と作り出され、おかげで、SigmarionIIIにもPocketArtistがインストール出来るようになったのであります。 そのような方たちに感謝を捧げつつ、このページではSigmarionIIIを最強モバ絵マシーンに仕立て上げる方法を解説していきたいと思います…。 |
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| 注: PocketArtistは「WindowsCE.NET」での動作を保証されていません。 このページに書かれている内容を実行する場合は 間違っても開発元のConduitsに問い合わせたりする事の無いよう、 自己責任でお願いします。 |
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| ●まず、いくつかの物を揃える必要があります。 ○Windows95〜XPが動作する母艦 ○PocketArtistの最新インストーラー(当然ココからダウンロード) ○CAB_renemer(まつもとさん作) http://isweb29.infoseek.co.jp/computer/e550/popope/archive/cab_renamer.exe (このファイルは作者のまつもとさんの掲示板内に張られた物でそれ以外のリンク先が存在しないため、直リンクは自粛させて頂きます) ○cab32.dll(宮内邦昭さん作) http://www.lightship.co.jp/cab/cab32.html |
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| 手順1. 必要な物がそろったら、まずcab32.dllのアーカイブファイル(cab32098.exe)を解凍し、その中に含まれる「cab32.dll」を母艦のOSの種類によって、 Win95/98/Meであれば C:\Windows\Systemフォルダへコピーします。 WinNT/2000/XPであれば C:\Windows\System32フォルダへコピーします。 これでCAB_renemerが使えるようになります。 手順2. 次に、母艦とCE機が接続されていない状況で、母艦上でPocketArtistインストーラーを起動し、普通にインストール作業を進めていきます。そうすればActiveSyncが起動した時に 「インストールされたアプリケーションは、次にモバイルデバイスを接続した時にダウンロードされます」 というメッセージが出てインストーラーが終了します。 (このページで行うPocketArtistインストール作業ではSigmarionIIIと母艦を同期する必要はありませんので、後でActiveSyncの「アプリケーションの追加と削除」でPocketArtistからチェックを外して下さい。) 手順3. 次に、母艦のC:\Program Files\Conduits Pocket Artistフォルダを開きます。そうするとここには、 Pocket Artist.HPC2000_2577.cab Pocket Artist.HPC2000_4000.cab Pocket Artist.HPC2000_10003.cab Pocket Artist.PPC300_2577.cab Pocket Artist.PPC300_4000.cab Pocket Artist.PPC300_10003.cab これら6つのキャビネットファイル(*.CAB)が入っていると思います。 この中の内、SigmarionIIIで使用するのは「Pocket Artist.HPC2000_2577.cab」です。 このファイルをエクスプローラーを使って、先ほどダウンロードした「Cab_renemer」実行ファイルの上にドラッグ&ドロップします。 |
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| そうするとコマンドプロンプトが何かの自動処理を行い終了し、その後にはC:\Program Files\Conduits Pocket Artistの中に「Pocket Artist.HPC2000_2577」フォルダが出来ているはずです。 そのフォルダの中にはPocketArtistの全構成ファイルが一つのフォルダにまとめて入っていて、このフォルダをそのままSigmarionIIIにコピーすればPocketArtistは起動します。 ただし、このままテクスチャファイルやグラディエントファイル等がごちゃごちゃに混ざったままの状態だと後で一部の機能に障害が出たりカスタマイズに不都合だったりといろいろあるので、ファイルの整理をする必要があります。 手順4. PocketArtistは通常インストールだと、「\Program files\Conduits\Pocket Artist」フォルダにインストールされ、そこからさらに子階層のフォルダが作られ、ファイル類の配置は以下のようになります。 |
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![]() 通常インストールしたCassiopeiaE-3000のフォルダ階層状態
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| ファイルの配置がきちんとこのようになっていないと機能の一部に支障が出るようですので、各ファイル配置を自力でこのように並べ替えましょう。 手順5. あとは、ファイル整理の終わったフォルダをSigmarionIIIにただ単にコピーすれば、PocketArtistは無事に通常動作するようになります。 もちろんこの状態ではレジストされていない状態であるため「お試し版」としての起動になりますが、+PocketArtist入手のための長い旅+の手順通りにレジスト作業を行えば、「通常版」として普通に動作するようになります。 |
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| インストール作業は以上です。 あとは実際に使いまくってモバ絵やデジカメ画像のレタッチ等をするだけなんですが、SigmarionIIIでPocketArtistを使う上で、いくつか注意しなければいけない事があります。 ・まず、元々低解像度で使う事を想定して作られたPocketArtistの各ツールは、SigmarionIIIの高解像度画面ではあまりにも小さいため一部非常に押しにくくなっています。 (特にメインツールバーの「背景色と描画色を初期値に戻すボタン」なんかは、標準スタイラスで押すのはほぼ不可能です(;´∀`)) ・それから、SigmarionIIIは画面解像度の割にメインメモリが64MBと少なく、解像度めいっぱいの大きい絵を複数レイヤーを使って描こうとするとあっという間に作業メモリ領域が一杯になってしまいます。また、そのような画像は特にPSD形式でセーブしようとするととんでもない時間が(3分以上は当たり前)かかってしまい、その間なにもする事が出来なくなってしまいます。 出来る限りレイヤー結合するなどして、あまり大きなデータを作成するのは控えた方がいいでしょう。 ・あとSigmarionIIIは、SDカードの状態をどこかにキャッシュとして保持しているようで、SigmarionIIIの電源がOFFの時にSDカードを抜いて母艦等でファイルを追加したり削除したりという変更を行った後再びSigmarionIIIにSDカードを戻して電源を入れると、しばらくの間SDカードのデータ変更が更新されず内容の矛盾が起こってしまいます。 このような状態でデータの読み書きを行ってしまうと、最悪そのデータが破損する可能性があります。 この症状が起こらないようにするには、SigmarionIIIの電源がONの状態でSDカードを抜き差しすることで回避する事が出来ます。 ・最後に、SigmarionIIIの作りは他のCE機に比べて非常にボロっちいので、力をかけすぎると「パキッ」とかいう怖い音がします(;´A`) 物理的に壊さないように気を付けましょう…。 |
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| + | [PocketArtist入手のための長い旅] | < |
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